SAP Buildとの連携¶
SAP Buildは、視覚的なアプリ開発とプロセス自動化のためのローコードプラットフォームです。 SAP Build Process Automationは、IRPA(インテリジェント ロボティック プロセス オートメーション)ボットなどのビルトインツールを使用して、データ抽出、処理、ルーティングなどのビジネスプロセスを簡単に自動化する一連のツールを提供します。
DataRobotのデプロイをSAP Build Process Automationに接続するには、Build Process Automationのカスタムスクリプト機能を使用します。
以下のサンプルプロセスでは、「請求書の抽出」ステップで、「data」というdataArrayで定義された要素を含むPDF請求書が解析され、特徴量名doxData
が割り当てられます。 これらはdetectAnomaly
プロセスへの入力として渡されます。
detectAnomaly
プロセスでは、以下の要素が前のステップのデータを使用してDataRobot APIを呼び出し、ダウンストリームで使用するAPIレスポンスを返します。 カスタムスクリプトを追加するには、自動化詳細ペインからそのスクリプトを選択してキャンバスにドラッグします。
カスタムスクリプト内で、入力からデータを読み取り、入力データをペイロードとしてDataRobot APIを呼び出します。
APIを呼び出すには以下のようにします。
url
はDataRobotデプロイからの予測エンドポイントです。DataRobot-Key
およびAuthorization
はそれぞれ、デプロイからのAPIキーとのBearerトークンです。 これらは、デプロイの 予測タブにあります。
スクリプトを完了するには、DataRobot APIレスポンスを返す出力特徴量に名前を付けます。 以下の例では、options
という名前です。
最後に、自動化詳細ペインからCall Web Service
にステップを追加します。 カスタムスクリプト(以下のoptions
)から出力の特徴量名を入力として選択します。 ここでも、以下のCall Web Service
ステップ(obj
)から出力特徴量を定義します。 DatraRobot APIからのレスポンスオブジェクトが後続のステップへの入力として使用可能になります。