列の系統表示¶
ステップペインで列系統モードを有効にし、選択した列を作成したプロジェクトステップを特定できます。
列の系統を表示するには:
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列アイコンにカーソルを合わせます。
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表示された系統モードを表示リンクをクリックします。
Data Prepは、選択した列の状態に寄与したステップレベル変換のアウトラインを表示します。
そのアウトラインを使用して、列に影響を与えたステップやデータを変更したステップを確認します。エディター内に列に影響を与えなかったステップがある場合、それらのステップはグレーアウトされ、折りたたまれ、折りたたまれたステップの数を示すラベルが貼られます。
系統モードオプション¶
系統モードで使用できるオプションは以下の通りです。
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グレーアウトされたステップをクリックすると、関連付けられ、折りたたまれたステップが展開されます。
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オレンジの系統モードヘッダーですべてのステップを表示をクリックして、スクリプト内のすべての折りたたまれたステップを展開します。
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系統モードヘッダーでXをクリックすると、系統モードが閉じます。
備考
ステップエディターペインでステップをミュートしたり、プロジェクトで新しい変換を作成したりした場合、系統モードが自動的に閉じます。
例¶
プロジェクトには次のステップがあります。
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int’lセル番号の列で顧客の連絡先情報の基本データセットをインポートします。その列では、すべての数値は+44-2071838750という形式に従います。
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int’lセル番号内のダッシュで分割操作を実行して、2つの新しい列(国コードとセル番号)を作成します。
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最初の新規作成列(国コード)の名前を変更します。
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国コード列で検索+置換操作を実行して、前の+文字を削除します。
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2番目の新規作成列(セル番号)の名前を変更します。
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列ツールを使用して、元のint’lセル番号列を非表示にします。
セル番号列の列系統モードを有効にすると、上記の2番目と5番目のステップがステップエディターページでハイライトされます。これは、それらのステップはセル番号列内のデータに直接影響するためです。2番目のステップはデータの元であり、5番目のステップは新しい列名です。その他のステップは列に影響しないため、すべてのステップはグレーアウトされ、折りたたまれます。
備考
系統モードに加えて、列のヘッダーの色は、その列のデータの元となるデータソースを示すクイックリファレンスを提供します。データソースの入力ステップの色は、そのソースに由来するすべてのカラムを識別するために使用されます。列の入力データソースがない場合(例えば、列の計算操作の結果として列が作成された場合)、その列はプロジェクトの色で色分けされます。