論理的に計算された列関数¶
このセクションでは、Data Prep計算ツールで使用できる論理的に計算された列関数の構文と例を示します。論理関数を使用して列値の論理的関数を評価します。新しい列には、関数結果に応じて、TRUE
またはFALSE
が含まれています。
AND¶
式内のすべての引数がTRUE
を評価するかどうか評価します。引数がTRUE
を評価する場合、値TRUE
が返されます。
構文
AND(ARGUMENT_1, [ARGUMENT_2, ...])
ARGUMENT_1
は評価する引数です。ARGUMENT_2
、...[オプション]は追加の引数です。
例
AND(@Column_A@, @Column_B@, @Column_C@)
使用に関する注意
提供するARGUMENT
は、TRUE
またはFALSE
値、値を含む列、または値を返す関数である必要があります。
AND
関数は大文字と小文字を区別しないので、True
、TRUE
、およびtrue
を同じ方法で処理します。同様に、False
、FALSE
およびfalse
は同じ方法で処理されます。
IF¶
与えられたステートメントがTRUEどうかどうかによって、異なる結果を指定できます。
構文
IF(CONDITION, TRUE_VALUE, FALSE_VALUE)
CONDITION
は評価したい式です。CONDITION
がTRUEの場合、TRUE_VALUE
は関数が返す値です。CONDITION
がTRUEではない場合、FALSE_VALUE
は返される値です。
例
IF(@Current Employer@ = 0, "N/A", @Current Employer@)
使用に関する注意
IF
関数は、1またはその他の列の情報に基づいて値の集を作成することができます。
CONDITION
は、TRUE
またはFALSE
値のいずれかを指定する必要があります。その他の関数は、CONDITION
の一部として組み込むことができます。別のIF
関数は、値の1つまたは両方として使用できます。これにより、返された値を非常にきめ細かく管理できます。ほとんどの場合、CONDITION
は演算子を含みます。この記事の比較演算子()セクションを参照してください。
IFERROR¶
与えられたステートメントがTRUEであるかどうかどうかによって、別の結果を指定できます。
構文
IFERROR(ARGUMENT, VALUE)
ARGUMENT
は確認したい列です。- 列のセルがエラーを含む場合、
VALUE
は返す値です。
例
IFERROR(@New Column@, "N/A"
)
使用に関する注意
指定するVALUEs
はテキスト文字列または数値、テキスト文字列または数値を含む列、またはテキスト文字列または数値を返す関数です。
エラーがない場合、セルの元の値が返されます。
NOT¶
TRUE
またはFALSE
値となる式の結果を逆転させます。
構文
NOT(ARGUMENT)
ARGUMENT
は、逆転させるTRUE
またはFALSE
値です。
例
NOT(@Column@)
使用に関する注意
提供するARGUMENT
は、TRUE
またはFALSE
値、値を含む列、また値を返す関数である必要があります。
NOT
関数は大文字と小文字を区別しないので、True
、TRUE
、およびtrue
を同じ方法で処理します。同様に、False
、FALSE
およびfalse
は同じ方法で処理されます。
OR¶
式内の少なくとも1つの値がTRUE
かどうか判断します。1つの値がTRUE
である場合、TRUE
値が返されます。
構文
OR(ARGUMENT_1, [ARGUMENT_2, ...])
ARGUMENT_1
は評価したい最初の引数です。ARGUMENT_2
、...[オプション]は追加の列です。
例
OR(@Column_A@, @Column_B@, @Column_C@)
使用に関する注意
提供するARGUMENT
は、TRUE
またはFALSE
値、値を含む列、または値を返す関数である必要があります。
OR
関数は大文字と小文字を区別しないので、True
、TRUE
、およびtrue
を同じ方法で処理します。同様に、False
、FALSE
およびfalse
は同じ方法で処理されます。