バージョン8.0.10¶
2022年12月19日
DataRobot v8.0.10リリースでは、DataRobotオンプレミスプラットフォームのいくつかの問題が修正されています。以下については、v8.0.0リリースノートをご覧ください。
以下の問題に加えて、DataRobotはいくつかの未解決のセキュリティ問題にも対処しました。このリリース/アップデートは、DataRobotの製品およびプラットフォームのセキュリティを確保するための継続的な取り組みの一環です。
v8.0.10で修正された問題¶
リリースv8.0.9以降、以下の問題が修正されています。
エンタープライズ¶
- EPS-691:Sparkをv3.0.1からv.3.2.2にアップグレードしました。そのため、バージョン1.2.21.1025以前のBigQueryドライバーをアップデートし、Google BigQuery 2022ドライバーで新しいデータ接続を設定する必要があります。サポートされていないバージョンのHadoopでHiveを使用している場合、Hiveデータソースから予測値をアップロードする際に例外が発生します。
- EPS-688:デフォルトでホストヘッダーの検証を無効にしました。ドキュメントを更新し、
ALLOWED_HOSTS
を設定してホストヘッダーの検証を有効にする方法を記載しました。
プラットフォーム¶
- ARCH-4023:HTTP Strict Transport Security (HSTS)の設定値を1年に更新しました。
- DM-8113:トランザクションの実行時にTrinoデータ接続が断続的に失敗する問題を修正しました。
- DM-7445:Pythonライブラリ
numpy
を1.21.6にアップグレードしました。この変更によって下位互換性の問題が発生することはありません。numpy
ライブラリは、プラットフォームでのデータ処理と準備に関連するさまざまな数値変換を処理します。DataRobotでは、速度、セキュリティ、予測パフォーマンスを向上させるため、定期的にライブラリのアップグレードを行っています。.xpt
または.xport
ファイル形式を使用してモデルをトレーニングおよびデプロイした場合、予測が変化する可能性があることに注意してください。予測に変化が生じたとしても、予測値の差は通常1%未満です。この原因は、numpy
ライブラリの現行バージョンからアップグレード対象バージョンまでの間に、浮動小数点の処理方法が変更されたためです。 - PLT-7659:ユーザー一覧ページのロール列に、ユーザーのロールが表示されるようになりました。
- COPS-11659:SELinuxで、logrotateがDataRobotの
app_logs_dir
(例:/opt/datarobot/logs
)内のファイルにアクセスできない問題を修正しました。
コアモデリング¶
- MODEL-7313:オンプレミスのインストール環境で、次のフィールドが設定可能になりました:
FROZEN_THRESHOLD
,MAX_AUTOPILOT_SIZE
,EDA_SAMPLE_THRESHOLD
,CROSS_VALIDATION_THRESHOLD
,SLIM_RUN_THRESHOLD
MLOps¶
- MMM-9717:オンプレミス環境でチャレンジャーモデルを比較する際のインサイトの計算機能を修正しました。
時系列¶
- TIME-12076:時系列プロジェクトおよび複数系列プロジェクトにおいて、予測間隔がUIとダウンロードした予測で異なる問題を修正しました。
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更新しました July 21, 2023
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