v3.6の変更履歴¶
DataRobotのPython APIクライアントのv3.6に導入された変更を参照してください。
Pythonクライアントv3.6¶
新機能¶
- OCRジョブを実行するための新しいクラス
OCRJobResourceが追加されました。 VectorDatabaseEmbeddingModelに新しいJina V2埋め込みモデルが追加されました。VectorDatabaseEmbeddingModelに小規模な多言語埋め込みモデルが新たに追加されました。- セグメント属性を取得するメソッド
Deployment.get_segment_attributesが追加されました。 - セグメント値を取得するメソッド
Deployment.get_segment_valuesが追加されました。 - ドキュメントタイプのリストを返すメソッド
AutomatedDocument.list_all_available_document_typesが追加されました。 - クラス別のバイアスと公平性のインサイトを返すメソッド
Model.request_per_class_fairness_insightsが追加されました。 - MLOpsイベントを報告するクラス
MLOpsEvent <datarobot.mlops.events.MLOpsEvent>が追加されました。 このクラスはmoderationMLOpsイベントのみをサポートします。 - そのデプロイのモデレーションイベントを取得するメソッド
Deployment.get_moderation_eventsが追加されました。 - ターゲットを設定する際に使用できる高度なオプションを拡張し、新しいパラメーター
number_of_incremental_learning_iterations_before_best_model_selectionを追加しました(AdvancedOptionsオブジェクトの一部)。 このパラメーターを使用すると、最適なモデルを選択する前に、上位5つのモデルの実行時間を指定できます。 - メソッド
Connector.createでconnector_typeのサポートが追加されました。 - クラス
DataQualityExportとメソッドDeployment.list_data_quality_exportsが追加されました。これは、データ品質レコードのリストを取得するために使用します。 - Azureサービスプリンシパルの資格情報に関するセキュアな設定のサポートが追加されました。
CustomMetricでカテゴリーのカスタム指標のサポートが追加されました。- Nemo設定を管理するクラス
NemoConfiguration <datarobot.models.genai.nemo_configuration.NemoConfiguration>が追加されました。 - Nemo設定を作成または更新するメソッド
NemoConfiguration.create <datarobot.models.genai.nemo_configuration.NemoConfiguration.upsert>が追加されました。 - Nemo設定を取得するメソッド
NemoConfiguration.get <datarobot.models.genai.nemo_configuration.NemoConfiguration.get>が追加されました。 - SHAP分布のインサイトとやり取りする新しいクラス
ShapDistributions <datarobot.insights.ShapDistributions>が追加されました。 - レジストリでLLMのコンプライアンスドキュメントを生成するために、クラス
DocumentOption <datarobot.models.automated_documentation.DocumentOption>の属性document_typeにMODEL_COMPLIANCE_GEN_AI値が追加されました。 - 新しい属性
prompts_countがクラスChatに追加されました。 - データラングリングにクラス
Recipeモジュールが追加されました。 - クラス
RecipeOperationと、単一のRecipe.operations操作を表すサブクラスのセットが追加されました。 - 新しい属性
similarity_scoreがクラスCitationに追加されました。 - 新しい属性
retrieverとadd_neighbor_chunksがクラスVectorDatabaseSettingsに追加されました。 - 新しい属性
metadataがクラスCitationに追加されました。 - 新しい属性
metadata_filterがクラスChatPromptに追加されました。 - 新しい属性
metadata_filterがクラスComparisonPromptに追加されました。 - 新しい属性
custom_chunkingがクラスChunkingParametersに追加されました。 - 新しい属性
custom_chunkingがクラスVectorDatabaseに追加されました。 - LLMのテスト設定に新しいクラス
LLMTestConfigurationが追加されました。 - ホストされたLLMテスト設定を取得するには。メソッド
LLMTestConfiguration.get <datarobot.models.genai.llm_test_configuration.LLMTestConfiguration.get>を使用します。 - ホストされたLLMテスト設定を一覧表示するには、メソッド
LLMTestConfiguration.list <datarobot.models.genai.llm_test_configuration.LLMTestConfiguration.list>を使用します。 - LLMテスト設定を作成するには。メソッド
LLMTestConfiguration.create <datarobot.models.genai.llm_test_configuration.LLMTestConfiguration.create>を使用します。 - LLMテスト設定を更新するには。メソッド
LLMTestConfiguration.update <datarobot.models.genai.llm_test_configuration.LLMTestConfiguration.update>を使用します。 - LLMテスト設定を削除するには。メソッド
LLMTestConfiguration.delete <datarobot.models.genai.llm_test_configuration.LLMTestConfiguration.delete>を使用します。 - LLMのテスト設定でサポートされているインサイトに新しいクラス
LLMTestConfigurationSupportedInsightsが追加されました。 - ホストされたLLMテスト設定でサポートされているインサイトを一覧表示するには。メソッド
LLMTestConfigurationSupportedInsights.listを使用します。 - LLMのテスト結果に新しいクラス
LLMTestResultが追加されました。 - ホストされたLLMテスト結果を取得するには。メソッド
LLMTestResult.getを使用します。 - ホストされたLLMテスト結果を一覧表示するには。メソッド
LLMTestResult.listを使用します。 - LLMテスト結果を作成するには。メソッド
LLMTestResult.createを使用します。 - LLMテスト結果を削除するには。メソッド
LLMTestResult.deleteを使用します。 - 新しい属性
dataset_nameがクラスOOTBDatasetDictに追加されました。 - 新しい属性
rows_countがクラスOOTBDatasetDictに追加されました。 - 新しい属性
max_num_promptsがクラスDatasetEvaluationDictに追加されました。 - 新しい属性
prompt_sampling_strategyがクラスDatasetEvaluationDictに追加されました。 - 作成および編集リクエストにおけるデータセット評価に新しいクラス
DatasetEvaluationRequestDictが追加されました。 - 新しい属性
evaluation_dataset_nameがクラスInsightEvaluationResult <datarobot.models.genai.llm_test_result.InsightEvaluationResult>に追加されました。 - 新しい属性
chat_nameがクラスInsightEvaluationResultに追加されました。 - 新しい属性
llm_test_configuration_nameがクラスLLMTestResultに追加されました。 - 新しい属性
creation_user_nameがクラスLLMTestResultに追加されました。 - 新しい属性
pass_percentageがクラスLLMTestResultに追加されました。 - 新しい属性
evaluation_dataset_nameがクラスDatasetEvaluationに追加されました。 - 新しい属性
datasets_compatibilityがクラスLLMTestConfigurationSupportedInsightsに追加されました。 - 事前定義済み(OOTB)のデータセットエンティティに新しいクラス
NonOOTBDatasetが追加されました。 - コンプライアンステストのためにOOTB以外のデータセットを取得するには、メソッド
NonOOTBDataset.listを使用します。 - 事前定義済みのデータセットエンティティに新しいクラス{class}
OOTBDatasetが追加されました。 - コンプライアンステストのために事前定義済みデータセットを取得するには、メソッド
OOTBDataset.listを使用します。 - トレースのメタデータを取得する新しいクラス
TraceMetadataが追加されました。 - クラス
VectorDatabaseに新しい属性(parent_id、family_id、metadata_columns、added_dataset_ids、added_dataset_names、version)が追加されました。 - サポートされている検索設定を取得するには、メソッド
VectorDatabase.get_supported_retrieval_settingsを使用します。 - ベクターデータベースをデータセットとしてAIカタログに送信するには、メソッド
VectorDatabase.submit_export_dataset_jobを使用します。 - 新しいベクターデータベースバージョンを作成するために、メソッド
VectorDatabase.createを更新しました。 - サポートされているベクターデータベース取得設定に新しいクラス
SupportedRetrievalSettingsが追加されました。 - サポートされているベクターデータベース取得設定に新しいクラス
SupportedRetrievalSettingが追加されました。 - ベクターデータベースのデータセットエクスポートジョブに新しいクラス
VectorDatabaseDatasetExportJobが追加されました。 - 新しい属性
playground_idがクラスCostMetricConfigurationに追加されました。 - 新しい属性
nameがクラスCostMetricConfigurationに追加されました。 - リストをサポートする新しいクラス
SupportedInsightsが追加されました。 - サポートされているインサイトを一覧表示するには。メソッド
SupportedInsights.listを使用します。 - 新しい指標インサイトルートに新しいクラス
MetricInsightsが追加されました。 - 指標インサイトを一覧表示するには。メソッド
MetricInsights.listを使用します。 - 指標を別のプレイグラウンドにコピーするには、メソッド
MetricInsights.copy_to_playgroundを使用します。 - OOTBの指標設定に新しいクラス
PlaygroundOOTBMetricConfigurationが追加されました。 - 新しい属性
ootb_dataset_name、dataset_id、dataset_nameを追加するために、クラスEvaluationDatasetMetricAggregationのスキーマを更新しました。 - 追加のオプションのフィルターパラメーターでメソッド
EvaluationDatasetMetricAggregation.listを更新しました。 - 新しい属性
warningがクラスOOTBDatasetに追加されました。 - 新しい属性
warningがクラスOOTBDatasetDictに追加されました。 - 新しい属性
warningsがクラスLLMTestConfigurationに追加されました。 - サイドカーモデル指標のプレイグラウンドへの移行をサポートするために、新しいパラメーター
playground_idがメソッドSidecarModelMetricValidation.createに追加されました。 - 新しい属性
prompt_pipeline_template_idとresponse_pipeline_template_idを含めるために、クラスNemoConfigurationのスキーマを更新しました。 - 新しい属性
rows_countとplayground_idがクラスEvaluationDatasetConfigurationに追加されました。
APIの変更¶
- デバッグに役立つリクエストIDで構築されるように、
ServerErrorのexc_messageを更新しました。 - 機能の詳細を含む
Capabilityオブジェクトのリストを取得するメソッドDeployment.get_capabilitiesが追加されました。 - 高度なオプションパラメーター:
modelGroupId、modelRegimeId、modelBaselinesの名前がseriesId、forecastDistance、forecastOffsetsに変更されました。 - メソッド
Project.create_from_datasetからパラメーターuse_sample_from_datasetが追加されました。 このパラメーターを設定すると、データセットのEDAサンプルを使用してプロジェクトを開始します。 - クラス
ShapMatrix、ShapImpact、ShapPreviewの関数にパラメーターquick_computeが追加されました。 - 既存のプレイグラウンドから新しいプレイグラウンドにインサイトをコピーするパラメーター
copy_insightsがメソッドPlayground.createに追加されました。 - パラメーター
llm_test_configuration_idsがメソッドLLMBlueprint.register_custom_modelに追加されました。これは、カスタムモデルワークショップにブループリントが送信された際にLLMコンプライアンステストを実行するために使用します。
機能強化¶
- 標準のページネーションパラメーター(
limit、offsetなど)がメソッドDeployment.list <datarobot.models.Deployment.list>に追加され、デプロイデータをより小さなチャンクで取得できるようになりました。
バグ修正¶
- ネットワークポリシーを制御するためのクラス
CustomTaskVersionのフィールドを修正しました。 これはoutgoing_network_policyからoutbound_network_policyに変更されました。GETアクションを実行する際、このフィールドが誤っており、常にNoneに解決されていました。POSTまたはPATCHのアクションを実行しようとすると、間違ったフィールドは422エラーになります。 A - 適切なフィールド名を反映するために、
datarobot.enums.CustomTaskOutgoingNetworkPolicyの名前をdatarobot.enums.CustomTaskOutboundNetworkPolicyに変更しました。 messagesフィールドの空のリストを使用できるように、クラスDataSliceSizeInfoのスキーマを修正しました。
使用非推奨のサマリー¶
- メソッド
in_useからパラメーターImageAugmentationList.createが削除されました。 このパラメーターはv3.1.0で使用非推奨となりました。 - メソッド
AutomatedDocument.list_available_document_typesが使用非推奨になりました。 代わりにメソッドAutomatedDocument.list_all_available_document_typesを使用してください。 - メソッド
Model.request_fairness_insightsが使用非推奨になりました。status_idの代わりにStatusCheckJobを戻すには、代わりにメソッドModel.request_per_class_fairness_insightsを使用してください。 - メソッド
Model.get_prime_eligibilityが使用非推奨になりました。 Primeモデルはサポートされなくなりました。 eligibleForPrimeフィールドはメソッドModel.get_supported_capabilitiesから返されなくなり、バージョン3.8のリリース後に削除されます。- プロパティ
ShapImpact.row_countは使用非推奨となり、バージョン3.7のリリース後に削除されます。 - 高度なオプションパラメーター:
modelGroupId、modelRegimeId、modelBaselinesの名前がseriesId、forecastDistance、forecastOffsetsに変更されました。 以前の名前は使用非推奨であり、バージョン3.6がリリースされた後に削除されます。 - バグ修正の変更に伴い、
datarobot.enums.CustomTaskOutgoingNetworkPolicyの名前をdatarobot.enums.CustomTaskOutboundNetworkPolicyに変更しました。 元の列挙型は使用できませんでした。 datarobot.Clientでパラメーターuser_agent_suffixが削除されました。 代わりにtrace_contextを使用してください。- 使用非推奨となったメソッド
DataStore.get_access_listが削除されました。 代わりにメソッドDataStore.get_shared_rolesを使用してください。 - メソッド
DataStore.update_access_listでSharingAccessインスタンスのサポートが削除されました。 代わりにSharingRoleインスタンスを使用してください。 - メソッド
Connector.createとConnector.updateでfile_pathが使用非推奨になりました。
設定の変更¶
- バージョン2.0.2以降を使用できるようにするため、
urllib3パッケージで上限ピンが削除されました。 Pillowライブラリをバージョン10.3.0にアップグレードしました。"images"エクストラ(pip install datarobot[images])にDataRobotをインストールしているユーザーは、このライブラリが必須であることに注意してください。
ドキュメントの変更¶
API Reference pageは、より使いやすくするために複数のセクションに分割されました。- 値が返されないことを明確にするために、メソッド
Project.refreshのドキュメントを修正しました。 - クラス
ExternalScoresのコード例を修正しました。 - ReadTheDocsドキュメントのコード例にコピーボタンが追加され、利便性が向上しました。
- ドキュメントから古い「例」セクションが削除されました。 その他の例については、 DataRobotのAPIドキュメントホームを参照してください。
- ドキュメントから重複していた「使用を開始する」セクションが削除されました。
- Sphinx RTDテーマv3に更新しました。
エクスペリメントの変更¶
- クラス
ChunkDefinitionのupdateメソッドにforce_updateパラメーターが追加されました。 - クラス
ChunkDefinitionから属性select_columnsが削除されました。 - チャンキングサービスV2で初めてエクスペリメントがサポートされました
DatasetDefinitionDatasetPropsDatasetInfoDynamicDatasetPropsRowsChunkDefinitionFeaturesChunkDefinitionChunkDefinitionStats-
ChunkDefinition -
新しいメソッド
updateがクラスChunkDefinitionに追加されました。 -
エクスペリメントで時間認識ラングリングのサポートが追加されました。これには、使用例のテンプレートも含まれます。
-
datarobot._experimental.models.time_series_wrangling_template.user_flow_template:実験的な変更により、SnowflakeまたはPostgresのデータに対して自動化された時系列の特徴量エンジニアリングが提供されます。 -
レシピの作成時にSparkダイアレクトを使用する機能が追加され、ファイルでデータラングリングがサポートされるようになりました。
-
新しい属性
warningがクラスChatに追加されました。 -
すべてのモジュールを
datarobot._experimental.models.genaiからdatarobot.models.genaiに移動しました。 -
既存のサンプルモデルから増分学習の最初のイテレーションをトレーニングする新しいメソッド
Model.train_first_incremental_from_sampleが追加されました。 「データセットサンプルからのプロジェクト作成」機能フラグが必要です。