カスタムRBACのロール¶

カスタムロールベースのアクセス制御（RBAC）ロールは、DataRobotのデフォルトのロールでは対処できないユースケースを持つ組織向けのソリューションです。 システムおよび組織の管理者は、ロールを作成し、より詳細なレベルのアクセスを定義して、それらをユーザーとグループに割り当てることができます。 カスタムRBACロールには、ユーザー設定 > ユーザーロールからアクセスできます。

ユーザーのロールページには、DataRobotのデフォルトのロールなど、管理者が組織内のユーザーに割り当てることができる利用可能な各ロールが一覧表示されます。 カスタムロールを作成する前に、注意事項を確認してください。

カスタムロールの作成¶

新しいロールを作成するには、+ ユーザーロールを追加をクリックします。 ロールの名前を入力し、権限を割り当てます。

DataRobotの特徴量は左側に一覧表示され、ロールアクセスオプション（読み取り、書き込み、管理、およびエンティティごとの権限）は右側に一覧表示されます。 オブジェクトを選択し、権限でオブジェクトのアクセスレベルを選択します。

ロールの管理¶

デフォルトのDataRobotロールとは異なり、組織用に作成されたカスタムロールは、ユーザーのロールページから編集および削除できます。 ロールを変更できるかどうかを判断するには、カスタムロール列を参照します（デフォルトのロールにははいと表示され、カスタムロールにはいいえと表示されます）。

このページでは、以下の操作を実行できます。

機能に関する注意事項¶

• RBAC機能フラグを有効にする必要があります。
• システム管理者がカスタムロールを作成すると、そのロールは全組織のシステム全体で有効になります。 組織の管理者がカスタムロールを作成した場合、その組織に対してのみ有効になります。
• カスタムロールの機能フラグは、システム全体または組織全体で有効にする必要があります。
• 機能フラグは、ロールからは設定できません。
• 現時点では、ユーザー/グループ/組織に複数のロールを割り当てることはできません。