Pythonクライアントの変更履歴¶
変更履歴には、 DataRobotのPython APIクライアントの各バージョンのリリースにおける、注目すべき変更点の整理され順序付けられたリストが含まれています。 DataRobotの最新バージョンでの変更点については、以下の変更履歴を参照してください。 また、目次で以前のバージョンを確認することもできます。
Python APIクライアントv3.7の変更履歴¶
新機能¶
- DataRobot PythonクライアントがPython 3.12およびPython 3.13をサポートするようになりました。
- 再トレーニング設定を取得するための
Deployment.get_retraining_settings
が追加されました。 - 再トレーニング設定を更新するための
Deployment.update_retraining_settings
が追加されました。 - サーバーが104接続リセットエラーを返したときにリクエストを再試行するように
RESTClientObject
が更新されました。 - バッチ予測の入出力タイプとして
datasphere
のサポートが追加されました。 - 精度指標設定を取得するための
Deployment.get_accuracy_metrics_settings
が追加されました。 - 精度指標設定を更新するための
Deployment.update_accuracy_metrics_settings
が追加されました。 - 位置ごとのカスタム指標値を取得するための
CustomMetricValuesOverSpace
が追加されました。 - 位置ごとのカスタム指標値を取得するための
CustomMetric.get_values_over_space
が追加されました。 - コンプライアンスドキュメントのカスタムテンプレートでサポートされるプロジェクトタイプを定義する列挙型変数
ComplianceDocTemplateProjectType
が作成されました。 - テンプレートでサポートされているプロジェクトタイプを識別するために、属性
project_type
がComplianceDocTemplate
に追加されました。 - プロジェクトタイプのデフォルトテンプレートを取得するためのオプションパラメーター
project_type
がComplianceDocTemplate.get_default
に追加されました。 - 作成するテンプレートがサポートするプロジェクトタイプを指定するためのオプションパラメーター
project_type
がComplianceDocTemplate.create
に追加されました。 - 作成するテンプレートがサポートするプロジェクトタイプを指定するためのオプションパラメーター
project_type
がComplianceDocTemplate.create_from_json_file
に追加されました。 - 既存のテンプレートのプロジェクトタイプを更新できるように、オプションパラメーター
project_type
がComplianceDocTemplate.update
に追加されました。 - テンプレートのプロジェクトタイプでフィルターと検索ができるように、オプションパラメーター
project_type
がComplianceDocTemplate.list
に追加されました。 - SHAPマトリックスの結果をCSVファイルとして取得するための
ShapMatrix.get_as_csv
が追加されました。 - SHAPマトリックスの結果をDataFrameとして取得するための
ShapMatrix.get_as_dataframe
が追加されました。 - リフトチャートのインサイトを扱うための新しいクラス
LiftChart
が追加されました。 - ROC曲線のインサイトを扱うための新しいクラス
RocCurve
が追加されました。 - 残差のインサイトを扱うための新しいクラス
Residuals
が追加されました。 - レシピを使って特徴量探索プロジェクトを作成するための
Project.create_from_recipe
が追加されました。 - ラングリングレシピを作成するために、オプションパラメーター
recipe_type
がdatarobot.models.Recipe.from_dataset
に追加されました。 - ラングリングレシピを作成するためのオプションパラメーター
recipe_type
がdatarobot.models.Recipe.from_data_store
に追加されました。 - レシピのメタデータを更新するための
Recipe.set_recipe_metadata
が追加されました。 - 使用するスナップショットポリシーを指定するためのオプションパラメーター
snapshot_policy
がdatarobot.models.Recipe.from_dataset
に追加されました。 - 使用するスナップショットポリシーを指定するための新しい属性
snapshot_policy
がdatarobot.models.RecipeDatasetInput
に追加されました。 - 使用するデータセットIDを正確に指定するための新しい属性
dataset_id
がdatarobot.models.JDBCTableDataSourceInput
に追加されました。 - 新しい属性
prediction_point
、relationships_configuration_id
、およびfeature_discovery_supervised_feature_reduction
がRecipeSettings
に追加されました。 list
、create
、update
の各メソッドで、複数のオプションパラメーターがExecutionEnvironment
に追加されました。- オプションパラメーター
metadata_filter
がComparisonPrompt.create
に追加されました。 - カスタムモデルでアクセス制御設定を更新するための
CustomInferenceModel.share
が追加されました。 - カスタムモデルでアクセス制御設定を取得するための
CustomInferenceModel.get_access_list
が追加されました。 - 新しい属性
latest_successful_version
がExecutionEnvironment
に追加されました。 - プロジェクトのデータからデータセットを作成するための
Dataset.create_from_project
が追加されました。 - 実行環境のアクセス制御設定を更新するための
ExecutionEnvironment.share
が追加されました。 - 実行環境のアクセス制御設定を取得するための
ExecutionEnvironment.get_access_list
が追加されました。 - LLMのモデレーションテンプレートを操作するための
ModerationTemplate
を作成しました。 - LLMのモデレーション設定を操作するための
ModerationConfiguration
を作成しました。 - カスタムテンプレートの要素を操作するための
CustomTemplate
を作成しました。 - ターゲットの設定時に使用できる高度なオプションが拡張され、パラメーター
feature_engineering_prediction_point
(AdvancedOptionsオブジェクトの一部)が含まれるようになりました。 list
およびget
メソッドで、オプションパラメーターsubstitute_url_parameters
がDataStore
に追加されました。- 増分学習モデルを初期化し、チャンキングサービスを使用してトレーニングを開始するための
Model.start_incremental_learning_from_sample
が追加されました。 「データセットサンプルからのプロジェクト作成」機能フラグが必要です。 CustomModelVectorDatabaseValidation
とCustomModelEmbeddingValidation
の基本クラスとしてNonChatAwareCustomModelValidation
が追加されました。 それに対して、CustomModelLLMValidation
は、チャット補完APIをサポートするデプロイを操作するために、create
メソッドとupdate
メソッドを別々に実装するようになりました。- チャット補完APIをサポートするデプロイ済みLLMを追加できるように、オプションパラメーター
chat_model_id
がCustomModelLLMValidation.create
とCustomModelLLMValidation.update
に追加されました。 ComparisonPrompt
がエラーが発生した比較プロンプトの結果をロードできない問題を修正しました。- オプションパラメーター
retirement_date
、is_deprecated
、およびis_active
がLLMDefinition
に追加されました。また、LLMの使用非推奨とサポート終了に関連した情報を公開するために、オプションのパラメーターllm_is_deprecated
がMetricMetadata
に追加されました。
機能強化¶
Deployment.update_shared_roles
のエイリアスとしてDeployment.share
が追加されました。use_tcp_keepalive
パラメーターがClient
に追加され、接続がタイムアウトしたときにTCPキープアライブパケットが有効になりました(デフォルトで有効)。- READリクエストのタイムアウトを設定するには、
CustomModelVersion.clean_create
の既存の入力引数max_wait
を内部的に使用します。
バグ修正¶
PredictionEnvironment
でmanagement_meta
にuser_id
フィールドやusername
フィールドがないAPIレスポンスに対応するため、これらのフィールドをオプションにしました。ComplianceDocTemplateType
の列挙値を修正しました。WranglingOperations
の列挙値を修正しました。DataWranglingDialect
の列挙値を修正しました。EvaluationDatasetConfiguration.list
のPlayground ID
パラメーターは、オプションではなくなりました。MetricInsights.copy_to_playground
でインサイトコピーのパスが修正されました。prompt_type
とwarning
に不足していたフィールドが、PromptTrace <datarobot.models.genai.prompt_trace.PromptTrace>
に追加されました。SidecarModelMetricValidation.list
でクエリーパラメーター名を修正しました。- 属性
VectorDatabase
:metadata_columns
のタイプミスを修正しました。metada_columns
になっていました。 ChatPrompt.create
のmetadata_filter
dictをキャメルケースにしないでください。CustomModelLLMValidation.list
、CustomModelEmbeddingValidation.list
、およびCustomModelVectorDatabaseValidation.list
でユースケースのクエリーパラメーター名を修正しました。RelationshipsConfiguration.create
およびRelationshipsConfiguration.replace
のfeatureDiscoverySettings
パラメーター名を修正しました。
APIの変更¶
- メソッド
CustomModelLLMValidation.create
ではprompt_column_name
およびtarget_column_name
パラメーターが不要になり、オプションのchat_model_id
パラメーターを受け付けるようになりました。 パラメーターの順序が変更されました。 カスタムモデルのLLMデプロイがチャット補完APIをサポートしている場合、列名を指定する代わりに(または列名を指定することに加えて)chat_model_id
を使用することを推奨します。
使用非推奨のサマリー¶
Deployment
の使用非推奨のcapabilities
属性が削除されました。- メソッド
Model.request_lift_chart
は使用非推奨となり、LiftChart.compute
に置き換えられる予定です。 - メソッド
Model.get_lift_chart
は使用非推奨となり、LiftChart.get
に置き換えられる予定です。 - メソッド
Model.get_all_lift_charts
は使用非推奨となり、LiftChart.list
に置き換えられる予定です。 - メソッド
Model.request_roc_curve
は使用非推奨となり、RocCurve.compute
に置き換えられる予定です。 - メソッド
Model.get_roc_curve
は使用非推奨となり、RocCurve.get
に置き換えられる予定です。 - メソッド
Model.get_all_roc_curves
は使用非推奨となり、RocCurve.list
に置き換えられる予定です。 - メソッド
Model.request_residuals_chart
は使用非推奨となり、Residuals.compute
に置き換えられる予定です。 - メソッド
Model.get_residuals_chart
は使用非推奨となり、Residuals.get
に置き換えられる予定です。 - メソッド
Model.get_all_residuals_charts
は使用非推奨となり、Residuals.list
に置き換えられる予定です。
ドキュメントの変更¶
- 依存関係
numpydoc
が削除されました。 ドキュメント文字列の解析は、3.6.0からsphinx.ext.napoleon
で処理されています。 - ReadTheDocsでの目次のレンダリング方法に関する問題を修正しました。
sphinx-external-toc
はdev依存になりました。 - ReadTheDocsサイト全体の形式設定に関する軽微な問題を修正しました。
- 異常評価オブジェクトに関するドキュメントを更新し、重複する情報を削除しました。
エクスペリメントの変更¶
use_case
およびdeployment_id
プロパティがRetrainingPolicy
クラスに追加されました。create
およびupdate_use_case
メソッドがRetrainingPolicy
クラスに追加されました。- メソッドの名前が
train_first_incremental_from_sample
からstart_incremental_learning_from_sample
に変更になりました。 新しいパラメーターearly_stopping_rounds
およびfirst_iteration_only
が追加されました。 ChunkDefinition
において、credentials_id
パラメーターがcreate
メソッドに追加されました。NotebookScheduledJob
クラスのnext_run_time
プロパティのバグを修正し、NULL値が許容されるようになりました。highlight_whitespace
プロパティがNotebookSettings
に追加されました。- クライアントのエクスペリメント部分にノートブック専用の新しいディレクトリを作成しました。
- セッションを操作するためのメソッドが
Notebook
クラスに追加されました:start_session()
、stop_session()
、get_session_status()
、is_running()
。 - 実行および関連する実行ステータスのチェックのために、次のメソッドが
Notebook
に追加されました:execute()
、get_execution_status()
、is_finished_executing()
。 - リビジョンを作成するために、
Notebook.create_revision
がNotebookクラスにを追加されました。 ModerationTemplate
クラスをModerationTemplate
に移動しました。- LLMのモデレーション設定を操作するために、
ModerationConfiguration
クラスをModerationConfiguration
に移動しました。 - Notebookクラスの
Notebook.run
メソッドを更新して、適切な使用を促し、注釈としてよりわかりやすいTypedDictを追加しました。 - 手動実行を処理する際に、より慣用的なコードをサポートするために、
NotebookScheduledJob.get_most_recent_run
がNotebookScheduledJobクラスに追加されました。 - Notebookクラスで
Notebook.run
メソッドを更新しました。それにより、Codespaceでのノートブックの実行だけでなく、関連する複数の新しいクラスとメソッドがサポートされ、基礎となる実行に必要なAPIカバレッジが拡大しました。 ExecutionEnvironment.assign_environment
がExecutionEnvironmentクラスにが追加され、ノートブックの環境を割り当てたり更新したりできるようになりました。- 使用非推奨の実験的メソッド
Model.get_incremental_learning_metadata
が削除されました。 - 使用非推奨の実験的メソッド
Model.start_incremental_learning
が削除されました。