コードファースト(V10.0)¶
2024年4月29日
DataRobot v10.0リリースには、コードファーストユーザーに対する多くの新機能が含まれています。以下にそれらの新機能を示します。 リリース10.0のその他の詳細については、データとモデリングおよびMLOpsに関するリリースのお知らせをご覧ください。
コードファースト機能
名前 | 一般提供 | プレビュー |
---|---|---|
Notebooks | ||
Codespacesでのノートブックファイルシステムの管理 | ✔ | |
ノートブックのスケジューリングを一般提供 | ✔ | |
Notebooksにおけるターミナル | ✔ | |
APIの機能強化 | ||
MLOps Pythonパッケージの移行 | ✔ | |
Pythonクライアントv3.4 | ✔ | |
DataRobot REST API v2.33 | ✔ |
Notebooks¶
Codespacesでのノートブックファイルシステムの管理¶
一般提供機能になりました。CodespacesがDataRobotのワークベンチに含まれ、特にDataRobot Notebooksで作業する際のコードファーストエクスペリエンスが向上しました。 Codespaceは、リポジトリまたはフォルダーファイルツリー構造に似ており、任意の数のファイルやネストされたフォルダーを含めることができます。 Codespace内では、複数のノートブックファイルやノートブック以外のファイルを同時に開いたり、表示したり、編集したりすることができます。 同じコンテナセッションで複数のノートブックを実行することもできます(各ノートブックは独自のカーネルで実行します)。
マネージドAIプラットフォームでは、codespacesのバックアップ機能と保持ポリシーを提供しています。 DataRobotは、セッションのシャットダウン時とcodespaceの削除時にcodespaceのボリュームのスナップショットを作成します。Codespaceのデータを復元したい場合に備えて、その内容を30日間保持します。
ノートブックのスケジューリングを一般提供¶
一般提供を開始しました。ノートブックジョブの実行と監視のためのノートブックスケジューリングに、実行結果のダウンロード機能が追加されました。 DataRobot Notebooksのスケジューリング機能を使用すると、ノートブックを非対話モードでスケジュールどおりに実行することで、コードベースのワークフローを自動化できます。 ノートブックのスケジューリングは、DataRobot Notebooksインターフェイスから直接作成できるノートブックジョブによって管理されます。 さらに、ノートブックジョブをパラメーター化することで、ノートブックのスケジューリングによって可能になる自動化を強化できます。 ノートブック内の特定の値をパラメーターとして定義することで、実行ごとに値を変更するためにノートブック自体を継続的に修正する必要がなく、ノートブックジョブの実行時にこれらのパラメーターに入力を提供できます。
Notebooksにおけるターミナル¶
一般提供機能になりました。DataRobot Notebooksに統合された ターミナルにアクセスできます。 Notebooksではすでにコードを実行できますが、統合されたターミナルでは、DataRobot内でスクリプトを実行したりパッケージをインストールしたりするコマンドを実行できます。 サイドパネルのターミナルアイコンを選択することで、ノートブックから直接ターミナルにアクセスできます。 1つのノートブックで複数のターミナルウィンドウを実行できます。 ターミナルウィンドウはノートブックセッションの間だけ有効で、後でそのノートブックにアクセスしても表示されません。
API¶
MLOps Pythonパッケージの移行¶
10.0では、datarobot-mlops
およびdatarobot-mlops-connected-client
パッケージのインポートパスが、import datarobot.mlops.mlops
からimport datarobot_mlops.mlops
に変更されています。 これにより、DataRobotパッケージとMLOpsパッケージが同じPython環境にインストールされたときに競合する問題が修正されました。 手動でインポートを更新する必要があります。
インポートは以下のように変更できます。
try:
from datarobot_mlops.mlops import MLOps
except ImportError:
from datarobot.mlops.mlops import MLOps
Pythonクライアントv3.4¶
DataRobotのPythonクライアントのv3.4が一般提供されました。 v3.4で導入された変更の完全なリストについては、 Pythonクライアントの変更履歴を参照してください。
DataRobot REST API v2.33¶
DataRobotのREST API v2.33が一般提供されました。 v2.33で導入された変更の完全なリストについては、 REST APIの変更履歴を参照してください。
記載されている製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。 製品名または会社名の使用は、それらとの提携やそれらによる推奨を意味するものではありません。