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MLOpsと予測(V11.1)

2025年7月17日

DataRobot V11.1.0リリースには、以下に示す多くの新機能が含まれています。 リリース11.1のその他の詳細については、以下をご覧ください。

予測とMLOps

イメージURIから実行環境をプルする

実行環境を追加するために、アクセス可能なコンテナレジストリにパブリッシュされた環境イメージのURIを指定できるようになりました。 必要に応じて、参照用にイメージの構築に使用されたソースアーカイブを含めることができます。 このソースアーカイブは、環境の構築には使用されません。

環境をイメージURIとして追加する場合、URIをフィルターすることで、組織のために定義されたURIのみが許可されます。 指定したURIが使用できない場合は、ヘルパーテキストとして警告が表示されます。 URIのフィルターはAPI管理者には適用されません。

デプロイガバナンスワークフローの改善

組織に対してガバナンス管理機能が有効になると、デプロイの概要ページにセットアップチェックリストが表示されます。 ユーザーはチェックリストの設定タイルをクリックして、関連するデプロイ設定ページを開くことができます。

デプロイに設定済みの承認ポリシーが適用される場合、デプロイは上図のようにドラフトとして作成されます。 デプロイがドラフト状態の場合、ユーザーは予測の実行、実測値やカスタム指標データのアップロード、スケジュールされたジョブの作成ができません。 デプロイオーナーは、デプロイの概要ページまたはデプロイのアクティビティログのガバナンスセクションでデプロイの承認を要求できます。 承認されると、デプロイは自動的にドラフト状態から移行され、アクティブになります。

アクティビティログセクションのページにコメントパネルが追加され、デプロイのオーナーと承認者がコメントを投稿して、デプロイのアクティビティ、設定、ガバナンスイベントについて議論できるようになりました。 デプロイに承認ポリシーが適用される場合、承認プロセスのコメントがコメントパネルに表示されます。

チャレンジャータブでのセグメント化された分析

デプロイのチャレンジャータブで、セグメント属性とセグメント値を選択して、チャレンジャーモデルのパフォーマンス指標チャートをフィルターできるようになりました。

レジストリでの混同行列の表示

レジストリのDataRobotモデルカスタムモデルについて、インサイトタブに混同行列のインサイトが含まれるようになりました。 詳細については、登録モデルのインサイトのドキュメントを参照してください。

バッチ予測でAlibaba Cloud MaxComputeをサポート

DataRobotでは、ジョブ定義UIや[バッチ予測API[(batch-prediction-api/index){ target=_blank }において、JDBC予測のソースと宛先を設定する際に、MaxComputeのデータ接続を介した取込み書き戻しが可能になりました。 サポートされている出力オプションの詳細なリストについては、バッチ予測でサポートされているデータソースを参照してください。

モデレーションフレームワークにおけるストリーミングのサポート

ストリーミングLLMチャット補完のモデレーションサポートが改善されました。 デプロイが2つの要件(実行環境イメージにモデレーションライブラリが含まれていること、カスタムモデルコードにmoderation_config.yamlが含まれていること)を満たす場合、チャット補完にdatarobot_moderationsが含まれるようになりました。 モデレーションが有効なストリーミングレスポンスの場合、最初のチャンクは、設定されているプロンプトガードとレスポンスガードに関する情報を提供するようになりました。

カスタムモデルでモデルのリストをサポート

カスタムモデルは、OpenAIクライアントの.models.list ()メソッドをサポートするようになりました。このメソッドは、デプロイで使用可能なモデルと、オーナーや可用性などの基本情報を返します。 この機能は、マネージドRAG、NIM、およびホストされたLLMですぐに利用できます。 カスタムモデルの場合は、custom.pyget_supported_llm_models()フックを実装することで、回答をカスタマイズできます。

外部モデルのカスタムモデルプロキシを作成

レジストリのワークショップでは、外部モデルのプロキシとしてカスタムモデルを作成できます。 プロキシモデルには、外部モデルと接続するために作成されたプロキシコードが含まれており、DataRobotの外部のインフラストラクチャで動作するモデルでコンプライアンスドキュメントチャレンジャー分析カスタムモデルテストなどの機能を利用できます。 詳しくはドキュメントをご覧ください。

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