特徴量探索デプロイでの特徴量キャッシュ¶
本機能の提供について
デプロイされた特徴量探索モデルの特徴量キャッシュは、デフォルトで無効になっています。 この機能を有効にする方法については、DataRobotの担当者または管理者にお問い合わせください。
機能フラグ:特徴量探索で特徴量キャッシュを有効化
プレビュー版の機能です。特徴量探索のデプロイに特徴量キャッシュをスケジュールすることで、予測を行う前に特徴量を事前に計算して保存するようDataRobotに指示できます。 現在、特徴量探索プロジェクトでのみバッチ予測を行うことができますが、事前にこれらの特徴量を生成することで、単一レコードの低レイテンシースコアリングが可能になります。
特徴量キャッシュが有効になり、デプロイの設定で定義されると、DataRobotは特徴量をキャッシュし、データベースに保存します。 新しい予測が行われると、プライマリーデータセットが予測エンドポイントに送られます。それにより、キャッシュからのデータが利用され、予測応答が返されます。 その後、特徴量キャッシュは、指定されたスケジュールに基づいて定期的に更新されます。
特徴量キャッシュを有効にするには、特徴量探索プロジェクトのデプロイの予測 > 設定タブに移動します。 次に、特徴量キャッシュのトグルをオンにして、DataRobotがキャッシュされた特徴量を更新するスケジュールを選択します。
備考
新しいデプロイの設定を行う場合、デプロイの作成中に初めて特徴量が計算および保存されるため、作成プロセスに通常よりも時間がかかる場合があります。 特徴量キャッシュをデプロイで有効にすると、後で無効にすることはできません。
デプロイの予測 > 設定タブでは、DataRobotでの特徴量キャッシュの頻度を変更したり、特徴量キャッシュのステータスを監視したりすることができます。
一般的なステータス¶
デプロイの設定で、特徴量キャッシュのステータスを監視できます。
次の表で、考えられる各ステータスについて説明します。
ステータス | 説明 |
---|---|
取得されませんでした | 特徴量キャッシュは設定されましたが、データがまだ特徴量キャッシュに入力されていません。 予測は現時点では不可能です。 |
古い | 前回のスケジュール実行時にデータが入力されませんでした。 特徴量キャッシュに古いデータがまだ存在していても、予測は可能ですが、精度に悪影響を与える可能性があります。 |
設定に失敗しました | 特徴量キャッシュは有効になっていましたが、設定できませんでした。 予測は不可能です。 |
取得できませんでした | データをキャッシュに保存できませんでした。 予測は不可能です。 |
更新された情報 | 前回のスケジュール実行が正常に完了しました。 予測は期待どおりに機能します。 |
注意事項¶
特徴量探索プロジェクトで特徴量キャッシュを有効にする場合は、次の点に注意してください。
- 予測特徴量の最大数は300です。
- スコアリングデータセットには、最大200行を含めることができます。 200行を超えるデータセットは、特徴量キャッシュではスコアリングされません。
- 特徴量キャッシュは、データドリフト追跡と互換性がありません。
- 特徴量キャッシュは、DataRobotがセカンダリーデータセットを検出した場合にのみUIに表示されます。
- 特徴量キャッシュをデプロイで有効にすると無効にすることはできません。